九州の北西部に位置し、福岡県と長崎県に接する佐賀県。
この記事では、佐賀の観光スポットからバルーンフェスタ、呼子のイカや佐賀牛などの郷土料理やお土産まで佐賀を楽しむためのポイントを紹介します。
佐賀といえば何が有名?
佐賀といえば、有田焼や伊万里焼などの焼き物、呼子のイカや佐賀牛といった食べ物、そして日本酒が有名です。さらに、吉野ヶ里遺跡の歴史的スポットや玄界灘・有明海の豊かな自然も佐賀の魅力です。
「佐賀と聞いても、何が有名なのか思い浮かばない」という方もいるかもしれません。しかし、実際には歴史、自然、焼き物、食、酒、ひとつの県にさまざまな魅力が詰まっています。
歴史と自然が残る魅力
佐賀には、古代から続く歴史と、海や山に囲まれた豊かな自然があります。
北は玄界灘、南は有明海に面しており、海の幸に恵まれているのも特徴です。
一方で、県内には歴史を感じられる史跡や城下町、山あいの温泉地などもあり、地域によって異なる景色や文化を楽しめます。
佐賀で有名なものといえば焼き物
佐賀で有名なものには焼き物があり、有田焼や伊万里焼には長い歴史があります。また、料理を彩る器にも佐賀の文化が息づいており、食事を通してその魅力を感じることができます。
このように、佐賀は、何を見るかだけでなく、何を食べるか、どんな器で味わうか、どんな酒と合わせるかまで楽しめる場所。
それでは、佐賀で実際に訪れたい観光スポットを紹介します。
佐賀のおすすめ観光スポット
佐賀には歴史的な場所から海辺の景色、焼き物の町まで、さまざまな観光スポットがあります。
吉野ヶ里遺跡で感じる佐賀の歴史

佐賀を代表する観光スポットといえば吉野ヶ里遺跡です。
紀元前5世紀から紀元後3世紀までの弥生時代は、日本で稲作の文化が始まり、定住文化が根付いた日本の文化の原点ともいえる時代です。
また、弥生時代の遺跡の中でも吉野ヶ里遺跡は、我が国日本最大の遺跡で、弥生時代におけるクニの中心的な集落の全貌や、弥生時代700年間の移り変わりを知ることができ、日本の古代の歴史を解き明かす上で極めて貴重な資料や情報が集まっています。
吉野ヶ里遺跡は弥生時代の大規模な環濠集落跡として知られ、当時の建物などが復元されています。
ちなみに、環濠とは、集落の周囲を堀で囲んだものです。
物見櫓や竪穴住居などを実際に見ながら歩くことで、弥生時代の人々がどのような場所で暮らしていたのかを想像できます。
歴史に詳しくなくても、建物の大きさや集落の配置に注目して歩けば十分楽しめます。
園内は広いため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
参照:吉野ヶ里遺跡
唐津城と城下町を楽しむ
海辺に建つ唐津城は、唐津を代表する観光スポットです。
唐津城は、豊臣秀吉の家臣、寺沢志摩守広高(てらざわしまのかみひろたか)によって慶長7年(1602)から7年の歳月を費やして築城されました。東西に伸びる松原が両翼を広げた鶴のように見えることから、舞鶴城とも呼ばれています。また、焼き物の文化を受け継ぐ有田や伊万里など、地域ごとに異なる歴史があります。
城そのものを見学するだけでなく、最上階から周囲の景色を眺めるのも楽しみ方のひとつ。海と町が一緒に見渡せるため、唐津の地形を知るきっかけにもなります。唐津城を訪れた後は、城下町を歩いてみるのもおすすめです。
参考:唐津城
有田・伊万里で出会う焼き物の文化
佐賀の魅力を語るうえで焼き物は欠かせません。
有田は日本の磁器発祥の地として知られ、約400年にわたって焼き物の技術が受け継がれています。白磁や染付、色絵など、器によってさまざまな表情があります。
伊万里では、大川内山が代表的な焼き物の町です。かつて、佐賀藩の御用窯が置かれた場所で、山あいに窯元が集まっています。
秘窯の里とも呼ばれる大川内山では、器を見るだけでなく、焼き物を生み出してきた町の景色そのものを楽しめます。
しかしながら、専門的な知識がなくても、「この器に何を盛り付けよう」と考えながら見ると、器選びが身近になります。
呼子や唐津で楽しむ佐賀の海と景色
海の魅力を楽しむなら、呼子や唐津へ足を延ばしてみましょう。
呼子はイカの活造りで有名な港町です。
朝市では、海産物や干物などを見ながら買い物を楽し無事ができます。
食事だけでなく港の周辺を歩くことで、海とともに暮らしてきた町の雰囲気も感じられます。
観光スポットを目的地として訪れるだけでなく、その周辺で食事をしたり、町を歩いたりすることで、佐賀の旅はより印象に残るものになります。
佐賀バルーンフェスタの楽しみ方
佐賀を代表するイベントとして、全国から多くの人が訪れるのが佐賀インターナショナルバルーンフェスタがあります。
秋の佐賀を訪れるならぜひ予定に入れたいイベントのひとつです。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタとは
佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、嘉瀬川河川敷などを舞台に開催される熱気球の大会です。
色とりどりの熱気球が佐賀の空を飛ぶ姿は、この時期ならではの風景です。
観光イベントとして知られていますが、熱気球の競技大会でもあります。
熱気球は、風を利用して水平方向へ移動します。
パイロットは高度を変えながら風の流れを読み、目的地へ向かいます。
そのため、空に浮かぶ気球を見るだけでなく、どのように風を利用して飛んでいるのかを知っておくと、競技としての面白さも感じられます。
バルーンフェスタを楽しむおすすめの時間帯
バルーンフェスタで実際に飛んでいる熱気球を見たいなら、早朝の観覧を検討してみましょう。
熱気球は天候や風の影響を受けるため、飛行できる時間や内容は当日の状況によって変わります。
特に風が穏やかな時間帯は、熱気球が飛行しやすいとされています。
一方、夜間係留が行われる日には、バーナーの光によって気球が照らされる幻想的な景色を見ることができます。
昼の飛行とは違った魅力があるため、訪れる日を選ぶ際には、どのイベントを見たいのかを確認しておくとよいでしょう。なお、バルーンフェスタは天候によって内容が変更される場合があります。
訪問前には必ず公式情報で開催日時や競技、イベント内容を確認しましょう。
佐賀バルーンフェスタでしか味わえない魅力
バルーンフェスタの魅力は、気球が空を飛んでいる瞬間だけではありません。広い河川敷で空を見上げ、気球が飛び立つのを待つ時間も、このイベントならではの楽しみです。条件が整えば、色とりどりの熱気球が一斉に空へ上がっていきます。
風を受けながら少しずつ位置を変えるため、同じ景色が長く続くわけではありません。だからこそ、その瞬間にしか見ることのできない景色になります。
しかし、写真を撮るのも楽しいですが、スマートフォンから目を離して、目の前に広がる空をそのまま眺めてみるのもおすすめです。
バルーンフェスタだけを目的にするのではなく、唐津や呼子、有田などの観光や食事と組み合わせることで、佐賀そのものを楽しむ旅にすることができます。
佐賀で一度は味わいたい郷土料理
海の幸、ブランド牛、郷土料理、そして地酒。
佐賀には、その土地だからこそ味わいたいものがあります。
呼子のイカ!佐賀を代表する海の幸
佐賀の食べ物として、まず挙げたいのが呼子のイカです。透明感のある身と歯ごたえ、噛むほどに感じられる甘みが特徴です。
いけすから取り出したイカを調理して提供するスタイルは、港町ならではの食体験といえるでしょう。
刺身として味わった後、残った部分を天ぷらなどにして提供する店もあります。
季節や仕入れによって提供状況が変わることもあるため、呼子のイカを目当てに訪れる場合は、事前に確認しておくと安心です。海を感じながら味わう一皿は、佐賀の旅の思い出として強く残るでしょう。
佐賀牛!全国に誇るブランド牛
海の幸と並んで佐賀を代表する食べ物が佐賀牛です。佐賀牛は、一定の基準を満たした黒毛和牛に与えられるブランドです。
きめ細かな霜降りと肉の旨みが魅力で、ステーキ、焼肉、しゃぶしゃぶなど、さまざまな料理で楽しめます。同じ佐賀牛でも部位によって味わいや食感が異なるため、食べる料理に合わせて部位を選ぶのもおすすめです。
有明海の海苔や魚介など佐賀の食文化
佐賀の食文化を語るうえで、有明海の存在も欠かせません。
有明海の恵みを身近に感じられる食べ物のひとつが海苔です。ご飯と合わせるのはもちろん、料理に添えたり、お酒のおつまみにしたりと、さまざまな楽しみ方があります。
また、太良町周辺で親しまれる竹崎かにも佐賀を代表する海の幸です。
海産物以外にも、嬉野の温泉湯どうふや佐賀市のシシリアンライスなど、地域ごとに特徴的な食べ物があります。
食べ物と一緒に味わいたい地酒
佐賀の食事を楽しむなら、地酒との組み合わせは忘れてはなりません。佐賀の地酒といえば有名な銘柄に鍋島があります。
鍋島は世界最大級のワイン品評会(インターナショナルワインチャレンジ)のSAKE部門にて2011年に最高賞を受賞し、世界一の酒に輝きました。
ここから鍋島の日本酒が世界中および全国区に広がったともいえます。
今では蔵元に泊まれるオーベルジュ施設もあるのでもしよければチェックしてみてください。
佐賀の有名なお土産
旅の最後にはその土地の思い出を持ち帰りたいものです。
ここでは佐賀の有名なお土産を紹介します。
佐賀の銘菓や和菓子
佐賀のお土産として知られているのが、小城羊羹や丸ぼうろです。
小城羊羹は小豆の風味と甘みを楽しめる和菓子。
丸ぼうろは、卵などを使った素朴な焼き菓子です。
唐津の松露饅頭も佐賀を代表する銘菓のひとつです。
贈る相手や人数を考えながら、個包装や日持ちなども確認して選ぶとよいでしょう。
有田焼や伊万里焼をお土産に
食べ物以外のお土産なら、有田焼や伊万里焼もおすすめです。
例えば、華やかな器だけでなく、普段使いしやすい小皿や湯呑み、酒器などもあります。
見た目だけでなく、実際に手に取って重さや持ちやすさを確かめてみるのも大切です。
「家で日本酒を飲むときに使いたい」「料理を盛り付けたい」等、具体的な使い方を考えながら選ぶと良いでしょう。
佐賀牛や海苔など食べ物のお土産
佐賀の味を自宅でも楽しみたいなら、海苔や佐賀牛などの食べ物も候補になります。
海苔は普段の食卓に取り入れやすく、家族で楽しめるお土産です。
佐賀牛を購入する場合は、冷蔵・冷凍の別や保存方法を確認しておきましょう。
持ち歩く時間が長い場合は、配送を利用できるか店で相談するのもおすすめです。
佐賀の地酒を旅のお土産に
食事で気に入った佐賀の地酒をお土産にするのも、旅の楽しみ方のひとつです。
基山町の基山商店が醸す基峰鶴や、小城市の光栄菊酒造が醸す光栄菊など、佐賀には全国的にも知られる日本酒があります。
旅先で出会った地酒を自宅で味わいながら、佐賀で見た景色や食べた料理を思い出す。そんな楽しみ方も、旅の続きといえるのではないでしょうか。
佐賀のおすすめお土産
・基蜂鶴
・光栄菊
土地を知ることで食べ物の魅力が変わる
佐賀を訪れて感じる魅力は、料理やお酒そのものだけではありません。
その食べ物が、どのような土地で生まれ、誰によって作られているのか。
そこまで知ることで、一皿、一杯の味わい方が変わってきます。
美味しいで終わらず、その背景にある土地や人に興味を持つ。
それが、旅先で食事をすることの面白さなのかもしれません。
生産者や食文化に触れる美食酒ジャーニー
食とお酒、現地の風情・風土を楽しむことをきっかけに、日本各地の生産者や食文化を訪ねる取り組みを美食酒ジャーニーとして企画しています。
この企画では観光地を巡るだけではなく、その土地で食や酒が生まれる背景に触れることを大切にしています。
これまでの旅では、岐阜や岡山などを訪ねました。
実際に現地を訪れると、普段お店で飲んでいる日本酒がどのような土地で造られているのか、どのような人たちが酒造りを続けているのか、他にもどのような名産品があるかを知ることができます。
食事をする。
お酒を飲む。
観光をする。
それだけでも旅は十分楽しいものです。
しかし、その料理やお酒が生まれた場所を実際に訪ねてみると、それまでとは違った景色が見えてきます。
47都道府県を巡りまだ見ぬ日本の魅力を探す旅
こうした食や酒をきっかけに、その土地を知る旅を実際に行っているのが、大阪・梅田にある飲食店フィレールです。
フィレールでは、「美食酒ジャーニー」と題し、47都道府県を巡りながら、日本各地にあるまだ見ぬ魅力を探しています。
「この料理を食べてみたい」
「このお酒の産地を見てみたい」
そんな小さな興味が、旅のきっかけになります。
旅とは、名所を巡ることだけではありません。
ひとつの料理との出会いから、その土地を知ること。
一杯の日本酒から、その酒蔵を知ること。
ひとつの器から、その器を作った町に興味を持つこと。
そんな小さな出会いの積み重ねが、次の旅につながっていきます。
知る旅から味わう旅へ。
フィレールでは食とお酒を入口に日本全国のまだ見ぬ魅力を探す美食酒ジャーニーを続けています。
さて、次はどの土地で、どんな食と酒に出会えるでしょうか。
これからも、その土地でしか味わえない一皿と一杯を求めて…。
もし、興味がある方は美食酒ジャーニーにお越しください。
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